構想期間。
学校の息苦しい制作活動から逃れられている春休み
Macをメインで使うデザイン科にいる以上、
あと何回自分の手で画面に絵の具をのびのびと
絵が描けるか分からない。
こうなったら自分の限界に挑戦してみるのも
いいんじゃないのか。
こうして描きたい絵も決まらないまま、
とにかく今まで描いたことの無いような
大きなキャンバスで制作しようと決意する。
初公開の原案。
どうせ大きなキャンバスで描くなら、
それに見合った大きなものを描こう。
青空を背景に花びらの舞う中一頭のキリンが鑑賞者を
見下ろすような構図で描こうと決め、新宿の世界堂でF30号と
散々悩んだ結果、思い切ってF40号のキャンバスを購入する。
私にとって生き物を含めた自然物は実は最大の弱点。
自分の殻を壊したかった。
学校の息苦しい制作活動から逃れられている春休み
Macをメインで使うデザイン科にいる以上、
あと何回自分の手で画面に絵の具をのびのびと
絵が描けるか分からない。
こうなったら自分の限界に挑戦してみるのも
いいんじゃないのか。
こうして描きたい絵も決まらないまま、
とにかく今まで描いたことの無いような
大きなキャンバスで制作しようと決意する。
初公開の原案。
どうせ大きなキャンバスで描くなら、
それに見合った大きなものを描こう。
青空を背景に花びらの舞う中一頭のキリンが鑑賞者を
見下ろすような構図で描こうと決め、新宿の世界堂でF30号と
散々悩んだ結果、思い切ってF40号のキャンバスを購入する。
私にとって生き物を含めた自然物は実は最大の弱点。
自分の殻を壊したかった。
モノクロにするのか。
はたまたすべて着色するのか。
答えの決まらないまま、制作は続く。
毎日毎日ひたすら青色絵の具をのせる日々。
いよいよ空らしくなってきた。
しかしここでふと悩む。
キリンより象のが迫力があるんじゃないのか。
最後の最後までもの凄く悩んだ結果、結局のところ
キリンへの情熱が捨てきれずに元の案に落ち着いたのだが、
もしここで象に変更していたら、空色のジラフは
この世に誕生していなかったのだ。
ペン入れが続く。
1頭では迫力がなかったために、
時間が限られる中、もう1頭描き足す。
ついに完成!!!
こうして
《空色のジラフ》
は誕生したのであった。