2012年5月4日金曜日

総括。




これでいろはにの振り返りはおしまい。


今思い返してみると、
生き物や自然物を描くのがあれほどまでに苦手で
嫌いだった私が、何で今回ここまで全面的に動物を
モチーフに取り入れたのかは、自分でもよく分からなかった。

会期中に、来場してくださったご年配の方や若い男性に、
「これらはどうゆう意味を込めて描いたのですか?」
と作品について尋ねられて、うまく答えられなかった。

何でこんなに自分で描いたもののことがよく
分からないままなのか、不思議でしょうがなかった。

いつも学校で作る課題には理由があった。
どんなに自由な課題が出ても、
それを作るのには必ず理由があった。

空っぽな作品を作ったつもりは無かった。
なのに自分でも制作意図が分からない。

ただ一つ分かっていたのは、
描き終えたあとの達成感と爽快感だけ。


そして、ふと思った。


本当に自分が描きたいと思ったものを自分に
正直になって無心で描いたときに、
コンセプトなんかが無いのは当たり前なわけで。

私はそれに今まで気付かなかった。

大学に入ってから、制限された課題の中での
制作を繰り返していた私にとって、こんなに気持ちのいい
作品が出来たのは初めてのことだった。

たくさんのことを学び、教えてもらった初めての外部展で、
私は身も心も大きくなれた気がした。


今回支えて下さった皆様、
本当にありがとうございました。


kaoru nakamura.




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